Porsche Sprint Challenge Japan(PSCJ)第6戦の決勝レースが、6月16日(日)の12時57分から行われた。このレースのスターティンググリッドは、直前に行われた第5戦のベストラップで決まるため、「GT3-Iクラス」のファステストタイムをマークした#78 篠原拓朗がポールポジションを獲得。2番手は#98 IKARI、3番手は#16 岸本裕之、4番手は#9 小林賢二、5番手は#22 小山雅也、6番手は#63 長嶋重登と続く。
ポールポジションの#78 篠原は、前戦でスタートに失敗したこともあり、無難にローリングスタートを決めて1コーナーに飛び込んでいく。それを#98 IKARIが追いかける展開になるが、トップの#78 篠原は序盤からペースを上げて後続を引き離しにかかる。そのため、#78 篠原と#98 IKARIの差は2周目に3秒688だったのに、レース中盤となる5周目には6秒163まで広がっていた。結果、#78 篠原が他を圧倒する走りでポール・トゥ・ウィンを成し遂げる。2位でフィニッシュした#98 IKARIも、3番手以下との差を広げていたため単独走行でのゴールとなった。このレースで最も白熱した3番手争いは、#16 岸本、#9 小林、#22 小山で展開され、最終的に#16 岸本、#22 小山、#9 小林の順でフィニッシュした。また、「オープンクラス」の#33 TETSUO OGINOは前戦に引き続き総合3位、「GT3-IIクラス」の#66 荻原秀樹は総合14位となるポジションでそれぞれフィニッシュした。
一方の「GT4クラス」は、前戦とは逆でポルシェジャパンジュニアドライバーの#19 石坂瑞基がポールポジションを獲得し、#11 山野直也が追いかける展開となる。レース展開も前戦同様に、スタートからゴールまでテール・トゥ・ノーズの争いが展開され、#19 石坂は#11 山野の追い上げを抑えきってポール・トゥ・ウインで初優勝を飾った。
なお、次大会の第7-8戦は7月7日(日)にツインリンクもてぎで開催される。
今回はスタートもうまく決めることができ、その後は自分のペースで走ることができたので43秒台にも入ることができました。本当にいいレースができたと満足しましたし、2連勝できてホっとしています。またチャンスがあればPSCJに参戦してみたいです。
PCCJとの掛け持ちだったため2日間で4レースを戦いましたが、外観は同じでもPCCJとPSCJのクルマの特性は違うので、それに合わせるのが難しかったのですが、楽しかったですね。PSCJでは2戦とも優勝することができなかったので、次回のもてぎでは頑張りたいと思います。
いつも普通に走ることができていたコーナーがうまくいかず、今回は厳しいレースになってしまいました。でも、表彰台に上がることができたので、予選時の失敗と帳尻をあわせることができたんじゃないでしょうか。ぜひチャンスがあれば、また参戦したいですね。
今回は僕が前からのスタートだったので、スタートさえミスしなければ逃げ切れると思っていました。というのも、1戦目でレースペースは僕の方が速いことがわかっていましたので。でも、思いのほか離すことができず、最後まで辛い思いをしながらもなんとか抑えきることができ、初優勝できて嬉しいです。次大会も山野選手から学ぶところは多いと思うので、しっかりと学習して速さを見せられればと思います。
1回目のレースの結果を得て、お互いに調整をしての2回目の戦いだったのですが、ほぼ互角でしたね。セッティングはかなり変更し、コーナリングよりにして挑んだことは正解だったと思います。最後はピタリと背後まで迫ったのですが抜けなかったので、次回のもてぎでリベンジを果たしたいです。
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