スタート直後の1-2 コーナーで、2番手からスタートした#14 内山清士が、トップの#1 KEN YAMAMOTOをアウト側からオーバーテイク、そのままセクター2でトップに躍り出た。かくして前戦ウィナーの#14 内山に引っ張られる形で、GT3-IIクラスの#15 橋村剛までの3台のトップグループが、早くも4位以降のセカンドグループを引き離していく。この事実上のオープニングラップで#14 内山は後続に4.188秒のビハインドを浴びせ、優位なレース運びを展開する。トップ3台から約5秒から離れた4位ポジションには#16 岸本裕之が収まる。が、背後には前戦で痛恨のスピンでセカンドグループ争いから脱落した#55 田中誠也が、オープンクラスの#3 TETSUO OGINOを早々に交わして5位浮上、コンマ数秒で積極的に#16 岸本にチャージをかけ始めた。さらに約2秒差で、前戦で軽い接触によるボディ破損でリタイアを余儀なくされていた#22 小山雅也が詰め寄り、セカンドグループは4台が拮抗する展開に。さらに後方では#60 seiMeiがセクター2でやや失速したところを#11Booがパス、10位と11位が入れ替わった。