2 周目のコカ・コーラ・コーナーで#9 小林は#1KEN YAMAMOTOに並ばれ、次の100R の入り口でレコードラインにつけず、イン側から後続の#84 Masa TAGA にもオーバーテイクを許し、4 位に後退。背後には予選タイムで同じく44 秒台の実力者たち5 台が、コンマ数秒差で譲らぬ展開となり、じつに3 秒以内のギャップに4 位から9位の6 台が連なる超接近戦が繰り広げられた。
後方の順位変動を利して#90 呉良亮は、2-3 位を走行する#1KEN YAMAMOTO と#84Masa TAGA らに3 ラップ目に約7 秒、5 ラップ目には約9 ~ 11 秒と、独走態勢を築いた。3 周目の13 コーナーの進入で、GT3-II 首位の#26 橋村剛のリアに#22 小山雅也が接触してしまうが、レーシング・アクシデントとして後者にピットスルー・ペナルティが課された。