だがメインストレートの序盤で、10 番手スタートの#27 眞野壮一郎がスピンしクラッシュ。1 コーナーでもポールポジション・スタートの#32 akiratea もスピンするなど、大波乱となり、この実質的なオープニングラップは、再度セーフティカー導入に加えて赤旗中断となった。有効な順位判定に至る以前の赤旗事象という裁定により、リタイヤとなった#27 眞野を除く全18 台は第1 戦のスターティンググリッド順に再整列。
予選に引き続き雨足は弱まらず、本来のフォーメーションラップからのローリングスタートではなく、全クラス全車がフォーメーションラップ無しのセーフティカー先導によるスタートとなった。セーフティカー先導中の周回も有効ラップとしてカウントされ、タイヤを温めつつ実質的なレース周回数の短縮となる。3 ラップを周回した後、セーフティカーがピットロードへと退出してイエローシグナルが解除され、4周目突入となるスタートライン通過によって残り7 周によるレースがスタートした。
だがメインストレートの序盤で、10 番手スタートの#27 眞野壮一郎がスピンしクラッシュ。1 コーナーでもポールポジション・スタートの#32 akiratea もスピンするなど、大波乱となり、この実質的なオープニングラップは、再度セーフティカー導入に加えて赤旗中断となった。有効な順位判定に至る以前の赤旗事象という裁定により、リタイヤとなった#27 眞野を除く全18 台は第1 戦のスターティンググリッド順に再整列。
再びセーフティカースタートが行われ、残り4 周となる7 周目にセーフフティカーが解除となりレース再開。先頭で1、2 コーナーを抜けた#32akiratea の虚を突くように、3 番手スタートの#99KENYAMAMOTO が果敢にコカ・コーラへの進入で仕掛け、トップが入れ替わる。しかし中団グループが1コーナーを通過する際、前車をインからパスしてさらに前を狙おうかとする#77MUSASHI の左サイドに、ハーフスピンに陥った#78 七ツ矢孝が衝突。前者はコースアウトと共にリタイヤ、後者は右フロントタイヤにダメージを負った状態でピットに帰ったがレースに戻るには至らなかった。
ラスト2 周は、上位6 台は2 ~ 3 秒のギャップで推移する展開となり、トップの#99KEN YAMAMOTO が徐々に差を広げつつ、初エントリーで初勝利となるチェッカーをくぐった。最終ラップで#84Masa TAGAがGT3-II クラス優勝の#66 萩原秀樹をかわし、総合6 位までをGT3-I クラスが占めた。また唯一のGT4 クラス出走となったポルシェジャパンジュニア #71 山本は総合11 位フィニッシュ。レース中の自己ファステストも1分58 秒316 と、上位クラスに遜色ないパフォーマンスを見せた。