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2023/06/26
4月に開催した同プログラムが募集開始15分で超満員となり、急遽追加開催が決まった今回の CORNES Driving Academy。 本年初開催となる【ADVANCED】カテゴリーを加え、計3日程の実施模様をお届けします。
6月6日(火)【ATHLETE】
モータースポーツ界で活躍中の現役レジェンド：織戸 学 選手率いる MAX ORIDO チーム監修により誕生したこの【ATHLETE】カテゴリーでは、ハイパフォーマンスカーをより速く、安全に扱うためのペダル使いやハンドル操作、目線の配り方を脳と身体に叩き込みます。 午前中は広大な駐車場を贅沢に使用し、現役プロドライバーである3名のインストラクターが同乗・逆同乗を繰り返しながら特設されたパイロンコースを攻略していきます。 曰く、「ここで学ぶドライビングスキルは、スポーツドライビングを楽しむうえでの車両やドライバーへの負荷、タイムロス低減に貢献するだけでなく、公道での安全走行にも繋がる」「ブレーキングとは掛けることだけでなく、緩めることでもある」ことも座学で学びます。 午後にはタイムトライアルでご自身の成長進度を測ったのち、一日の集大成として本コースでの高速先導走行を堪能。 その1,475mに及ぶホームストレート有する国際レーシング本コースに場所を移す頃に雨が降りはじめ、路面コンディションはウェット。 散水車でこのコンディションを作り上げることは不可能に近いため、稀有な経験となったのではないでしょうか。 弊社の誇るメカニックが常時スタンバイし、安心・安全に十分配慮した状況下で中高速先導走行をお楽しみいただきました。
6月12日(月)【ATHLETE】
雨模様で幕を開けた本年3回目の【ATHLETE】カテゴリー。 6日の編成はそのままに、ウェットモードでご愛車の性能を確かめられる絶好の機会となったのではないでしょうか。 意図的に「トラクションコントロール」「ウェットモード」をOFFにし、滑りやすい路面でどのタイミングで・どのような操縦をすれば・どのような動きをするのか？ONにした場合の電子制御性能の高さを肌身に感じ興奮気味なオーナー様も。 雨音と協奏するかの如く多彩なエンジンサウンドが富士スピードウェイに轟き、中には断然フェラーリ派！のオーナー様が、先導車である ポルシェ911 カレラのサウンドとキビキビした運動性能の良さに「買おうかな・・・。」と真剣に悩むお姿も。 弊社の取り扱うハイパフォーマンスカー5ブランドが一堂に会するイベントならではの光景でした。
6月13日(火)【ADVANCED】
前日とはコンディションが一変。 天気に恵まれた一日となりました。 富士スピードウェイではショートサーキットで実施する本カテゴリーは、全車内に無線機を装着し、インストラクターによるタイムリーな指導の元、各セクターごとに分かれてコース全体の徹底攻略を目指します。 CORNES Driving Academy の特長でもあるインストラクターには今回も現役で活躍するGTレーサーを招へい。 甘いマスクとスマートな解説が定評の平手 晃平 選手、大阪弁と細やかな指導で親しみやすい川端 伸太朗 選手、柔和な語り口調とは裏腹にハンドルを握ればアグレッシブさが光る篠原 拓朗 選手の3名を迎えました。 指導方法は三者三様。 無線機を盗み聞きする限り、細かく指導する選手、走行中は集中していただくため敢えて発言は必要最低限に控えてメモを取っておいて後から指摘するなど様々でした。 適度に休憩を挟みながらストイックに、0.1秒でも速く、ベストタイムを目指し周回を重ねる色とりどりの雄姿を眺めていると筆者もついつい前のめりになり、心拍数は上昇、無意識に鼻息を荒げ、胸が熱くなる想いでした。
コーンズ・モータース｜C.P.S.（ポルシェセンター浜田山）が開催するドライビングイベントは、サーキットでの走行経験が少ないお客様にも安心して楽しんでいただくことはもちろん、繰り返しご参加いただいても飽きないよう努めています。 本 Driving Academy では特に、初参加のお申し込み、2度目の再会は震えるほど嬉しく、また見慣れたお顔触れの回を重ねるごとにスキルアップされていくご様子こそが我々の遣り甲斐となっています。 下半期には西日本での開催を予定していますので、乞うご期待ください。